石破総理が自民党の当選1回の衆院議員側に、1人10万円相当の商品券を配っていた問題。自民党内からも「夏の参院選まで持たない」との声もあがるなか、石破総理はさらに厳しい政権運営を迫られています。
政府・与党は非常に強い危機感をもって、この問題を見ています。石破総理もきのう午後11時すぎに急きょ会見を開いて説明したほか、けさも自らカメラの前に立ち、あらためて「違法性はない」と訴えました。
政府としては火消しを急ぎたい考えですが、政権幹部は「石破総理は金にクリーンという点で好まれていた。そこに傷がつくとなると政治的ダメージは大きい」と話しています。
また、自民党幹部からは「印象、時期ともに最悪だ」「政治とカネを批判してきた石破さんなのに潔さがない」と批判の声も上がっていて、野党も午後の参議院・予算委員会でこの問題を追及する方針です。
これまで自民党で「政治とカネ」の問題が起きる度、「李下に冠を正さず」つまり「人から疑われるような言動は避けるべきだ」と苦言を呈してきた石破総理だけに、今後、説明責任が問われることになります。
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