■プロ野球 ヤクルト6-3阪神(14日・神宮)CSファイナルステージ・第3戦

日本シリーズ進出に王手をかけているヤクルトは、ファイナル第3戦は3点ビハインドをひっくり返す大逆転勝利。阪神とのファイナルステージは3連勝で、アドバンテージの1勝を加え4勝0敗となり、2年連続の日本シリーズ進出が決定した。

8月25日(広島戦)以来の1軍先発となった高橋奎二(25)は、5回93球を投げ、7奪三振の力投をみせ4安打3失点。打線は阪神先発の青柳に対し、6回まで3安打無失点と沈黙していたが、7回に相手守備のエラーなどにより一挙5得点で逆転に成功した。

高橋は2回、大山とマルテに連続四球を与えると、佐藤輝の送りバントを自ら処理し三塁コースアウト、陽川を空振り三振に抑えるが、梅野にも四球で2死満塁に。このピンチは青柳を空振り三振で切り抜けた。

4回は大山に四球、マルテにこの日初ヒットを打たれ無死一・三塁となると、佐藤輝はファールフライに打ち取ったが、陽川の犠牲フライで先制点を奪われた。5回は先頭の青柳に2塁打を打たれ、さらに1死から北條の二塁打で1死二・三塁のピンチを招くと、近本をスライダー攻めで空振りの三振に抑えたが、大山に追い込んでからタイムリーを浴び0-3とリードを広げられた。

打線は阪神先発、リーグ最多勝の青柳に対し、6回までわずか3安打無得点。3回は2死から塩見が2塁打で出塁するが、山崎は空振りの三振。5回も2死二塁の場面で、塩見がフルカウントから空振り三振に倒れた。

しかし7回、2死一塁から青木が死球で出塁すると、続く塩見も四球で満塁に。ここで山崎がファーストゴロも、マルテの悪送球で2人が生還し2-3と1点差に。さらに宮本も四球で再び満塁となり村上の打席。村上は一塁側へのボテボテの当たりとなるが、浜地のグラブトスが高く浮き、村上は気迫のヘッドスライディングでセーフ。さらにボールは後ろに逸れ、走者が全員が生還し5-3と逆転に成功した。8回は途中出場のキャプテン山田哲人がタイムリーを放ち、ダメ押しの6点目を挙げそのまま勝利をつかんだ。

試合後のセレモニーで高津監督は「必ず日本シリーズに出たいと思っていました。緊迫した日本シリーズを選手たちにも経験させたいですし、(球団)初の連続日本一を目指して頑張りたいと思います。みんなで一緒につかみにいきましょう」と日本シリーズに向けて意気込んだ。

この日、パ・リーグはオリックスがソフトバンクに敗れ、対戦チームは明日以降に決定。日本シリーズは22日(神宮)から行われる。