サクラも一気にギアチェンジのようです。
山口県萩市では、このところの陽気でカワヅザクラやカンザクラが一気に見ごろを迎えました。

かれんなピンクの花が風に揺れています。
早咲きのサクラ、「カワヅザクラ」です。

「まだまだ咲いた花が少なかったんですけどきょう上がってきたら一気にばあーって咲いてるからえーって一晩でこんなにって感じ」
「つぼみも我慢してたんでしょう、暖かくなったから一気に咲いた感じですね」

萩市椿東の「陶芸の村公園」は、市街地や日本海を見下ろす高台にありおよそ200本のカワヅザクラが植えられています。
今シーズンは、去年の猛暑や今年の寒波の影響で例年より1か月遅い見ごろとなりました。

山陽小野田市から
「めっちゃきれいです。萩の町並みと一緒に見られてとてもきれいです」

3月下旬まで見ごろが続きそうでめったに見ることの出来ないカワヅザクラとソメイヨシノの共演も楽しめそうだということです。

萩市の中心部を流れる橋本川沿いのカンザクラも見頃です。
近所の人の話によると4、5日前から一気に咲き始めあっという間に見ごろを迎えたそうです。
今か、今かと気をもんでいたそうですがやっと咲いてくれたとうれしそうに話してくれました。

このカンザクラは40年ほど前、沿道の町内会で八重桜を植えたときに1本だけ紛れ込んでいたようで今では、いち早く春を告げるサクラとして市民に親しまれるようになりました。
橋本川沿いには、およそ200本のソメイヨシノや八重桜があり、サクラのリレーが続きます。