別れの春です。岡山県吉備中央町でこの春、9校ある町立の小学校が3校に統合されます。統合される小学校ではきのう(12日)からあす(14日)にかけて閉校式が行われています。

(6年生代表の児童)
「上竹荘小学校とお別れするのは寂しいけれど、僕たちの心のふるさととして、ずっとあり続けます。ありがとうの気持ちをもち、僕たちは頑張っていきます」

創立から150年以上の歴史がある吉備中央町の上竹荘小学校です。閉校式には、児童や保護者、地域住民らが出席しました。上竹荘小学校では、多い時には約200人の児童がいましたが、現在は、今年卒業した6年生を含めて43人にまで減少していました。町には町立の小学校が9校ありますが、児童の減少などで、来月3校に統合されます。

(5年生の児童)
「人数も少なかったけど、いろいろな行事がいっぱいあったので楽しかったです」

(6年生の児童)
「学校がなくなるっていうのが、初めて感じたので、寂しさもあったり、心の中に残して、これからも中学校でも頑張りたいと思います」

「ありがとう!」

上竹荘小学校では今月17日に修了式が行われ、150年以上の歴史に幕を下ろします。

(スタジオ)
ー吉備中央町では、きのう(12日)ときょう(13日)、あわせて6校で閉校式が開かれ、あす(14日)は残りの3校で実施されることになっています。