熊本県阿蘇地方特産の春の味覚「阿蘇たかな」の新漬のシーズンを迎え、豊作祈願祭が行われました。
阿蘇神社で行われた祈願祭には、阿蘇地方の漬物業者7社でつくる協同組合の組合員が参列しました。

参列者は今年収穫した阿蘇たかなの新漬を奉納して、豊作と消費拡大を祈願しました。
組合によりますと、阿蘇たかなの収穫量は近年、生産者の減少などに加えて害虫被害もあり、不作が続いていました。
しかし今年は害虫対策が功を奏して生育状況は良いということで、ピリッと辛くシャキッとした歯ごたえのおいしい新漬ができそうだということです。
阿蘇たかな漬協同組合 中山達也理事長「食文化、阿蘇の伝統古来の漬物なので、継承していきたいと思うため、よろしくお願いします」
この新漬は、直売所や地方発送などで3月下旬から5月上旬ごろまで販売する予定です。