政府が輸入した小麦を製粉会社に売り渡す価格について、農林水産省は、来月から1トンあたり3040円引き下げると発表しました。
日本で消費される小麦の8割以上はアメリカやカナダなどから輸入していて、政府は安定的な供給と価格を維持するため、まとめて調達した上で製粉会社に売り渡しています。
価格は4月と10月の半年ごとに見直されていますが、農林水産省は来月からの小麦の売り渡し価格は、主な5つの銘柄平均で1トンあたり6万3570円となり、前の期と比べて3040円引き下げると発表しました。
アメリカなど主な産地で天候に恵まれ、生産量が増えたほか、国際相場が下落傾向にあるためで、平均価格の引き下げは4期連続です。
ただ、今回の引き下げによるパンやうどんなど、今後の価格への影響について、農水省は「人件費など小麦以外のコストが上がっているため、小売り価格への反映は限定的だ」と分析しています。
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