長野市は、高齢者が割引料金でバスなどに乗ることができる「おでかけパスポート」に不具合があった問題で、5月末までに再交付すると発表しました。

70歳以上の市民を対象にした「おでかけパスポート」をめぐってはJR東日本の「Suica」の機能を付け新しいカードを発行したところ、通常運賃になってしまう不具合があることが分かりました。

交換の対象となるのは、およそ2万6000枚で、長野市は、カードを回収する際に代わりとなる紙のカードを郵送します。

その後、カードを正常に使える状態にして5月末までに対象者に送るということです。

長野市では、6月1日から新たなカードによるタッチ決済を始めるとしています。
不具合の改修にかかる費用は、業者が負担するということです。