JR九州は安全性の向上や効率的な事業運営などを柱とする今後3年間の中期経営計画を発表しました。
●JR九州古宮洋二社長
「お客様の安全を最優先し、お客様視点で考えることによって、この目標の数字を達成していきたい」
JR九州は来年度から3年間の中期経営計画を発表しました。
来月、実施する運賃改定を原資により安全な設備・車両を実現することや、新技術の活用によって設備をスリム化し、収入の確保に取り組むことなどを重点戦略に掲げています。
このほか、子会社が高速船「クイーンビートル」の浸水を隠蔽していた問題を受けて、グループ会社に対するガバナンスの強化も盛り込まれています。
JR九州は2027年度に710億円の営業利益を目指しています。(2024年度:573億円)