走行中の東北新幹線の連結が外れたトラブルで、JR東日本は3月14日から連結運転を順次再開し、15日から通常運転を行うと発表しました。再開に向けて12日に走行試験を実施する予定です。

JR東日本の11日発表によりますと、連結が外れるトラブルは6日午前11時半ごろ、下りの東北新幹線はやぶさ・こまち21号で発生しました。上野駅から大宮駅の間を走行中のはやぶさ号とこまち号の連結部が外れ、自動的にブレーキが作動して停車したものです。
発生直後にこまち号の車両点検を行ったところ、走行中に電気的な異常が発生したことが原因とみられていて、JR東日本は連結が外れないよう固定する器具を取り付けて対策を講じるということです。これを検証する目的で12日に走行試験を実施して、14日から連結運転を順次再開し、15日から通常運転を行うということです。
さらに取り止めていた秋田新幹線の東京駅から仙台駅、盛岡駅の間の指定席の発売を13日に再開すると発表しました。