被災地の支援活動を続けるいわて生協の奥州市の店舗で、震災14年に合わせて11日復興商品の販売が行われました。

復興商品の販売が行われたのは、奥州市水沢のコープアテルイです。
復興商品の販売は、震災14年に合わせて9日から行われているもので、3月11日当日が最終日です。

店舗には、大船渡市の応急仮設住宅の団地で発足した手芸サークル、「願いのハーモニー」が手がけたエコバッグやスリッパ、弁当袋など200点以上が並びました。
売り上げは、今回の大船渡市の山林火災や能登半島地震の災害義援金として活用されます。
(「願いのハーモニー」廣野稲子さん)
「震災後に全国から布やお着物を頂戴する縁を頂きまして、それをきっかけに手芸品を作る事になりました。少しでも皆さんの力になれたらいいなと思って」

また11日は、16あるいわて生協の全ての店舗で震災が発生した午後2時46分に黙とうが捧げられ、スタッフや買い物客が足を止めて震災の犠牲者を悼みました。