福岡県太宰府市の日本経済大学で11日、卒業式が行われ、ウクライナから避難してきた学生も新たな門出を迎えました。

日本経済大学では11日、およそ600人の学生が卒業式を迎え、会場にはウクライナから避難してきた学生の姿もありました。

ウクライナ人の卒業生は、1年~3年の間、この大学で学んできた10人で、卒業後は全員、日本企業への就職が決まっているということです。

卒業式を前に行われたウクライナ人を対象とするプログラムの修了式で、卒業生が感謝の言葉を述べました。

卒業生 カテリナ・マネキヴスカさん
「戦争の影響もあり、不安や迷いもありましたが、それでも私は、一度もこの選択を後悔したことはありません。」

日本経済大学では2022年からこれまでにウクライナ人の学生75人を受け入れていて、来年度も14人が留学を継続する予定だということです。