岩手県大船渡市の山林火災による避難指示は9日も新たに赤崎町の一部地域で解除されました。
9日午後1時に避難指示が解除されたのは赤崎町の大立(おおだち)、永浜(ながはま)、清水(しず)、蛸ノ浦(たこのうら)の4つの地域で、対象は計361世帯882人です。
解除を受けて自宅へ戻った男性は胸をなでおろしました。

(志田健さん)
「ほっとしました正直。てっきり焼けたと思っていました。今見て本当に安心しました。まずゆっくり今晩は家で過ごしたいと思います」
※2月26日に発生した山林火災に伴う避難指示の対象はピーク時で1896世帯4596人。3月7日からの段階的な避難解除により避難者数は減少し、避難所の閉鎖も進んでいて、大船渡市は残る綾里地区や赤崎町合足・長崎・外口地域の計979世帯2424も10日正午までにすべて解除する方針を発表。