11日で東日本大震災の発生から14年になるのを前に、9日、静岡県内各地の沿岸部では津波を想定した避難訓練が行われました。

浜名湖に囲まれた浜松市中央区の弁天島地区は、南海トラフ巨大地震が起きた場合、住宅地のエリアに2メートル前後の津波が20分以内に押し寄せると予測されています。

9日の訓練では参加した住民約100人が指定された高い建物にのぼり、その道のりや到着にかかる時間を確認していました。

<参加した住民>
「屋上に来るまでに階段が多くて避難するまでに時間がかかるなと思った」

弁天島地区では今後もこうした訓練を続け、住民の防災意識を高めていきたいとしています。