アメリカ政府はコロンビア大学がユダヤ人学生に対する嫌がらせへの対策を怠っているとして、助成金などの一部を取り消すと発表しました。

教育省などは7日、コロンビア大学への助成金などおよそ590億円分を取り消すと発表しました。

大学では、ガザ地区をめぐる戦闘が始まって以来パレスチナを支持するデモが活発化、ユダヤ人学生への嫌がらせなども起きていました。

トランプ政権は「大学はユダヤ人学生を差別から守る義務を放棄してきた。それを容認しないことを示すためだ」としています。

また、コロンビア大が現在、およそ7400億円の助成金を受け取っているとしていて、今回は手始めに過ぎないと警告しています。