上田市の観光農園では新しく取り入れたイチゴが実り始めています。
どんなイチゴなんでしょうか?
1月からイチゴ狩りが始まった上田市の塩田東山(しおだひがしやま)観光農園。
ハウスの中で実っているのは酸味が少なく、柔らかな果実が特徴の章姫(あきひめ)。
それに、程よい酸味としっかりとした歯ごたえが特徴の紅ほっぺ。
農園ではさらに今年度から別の種類のイチゴを導入しました。

信州うえだファーム 石井隼人さん:
「こちらのイチゴで、やよいひめという名前でして、名前の通り3月からが一番収量がとれる品種です」
「やよいひめ」は、群馬県で2005年に品種登録され、甘みと酸味のバランスに優れ、暑さに強い品種です。
「章姫」や「紅ほっぺ」は春先以降、暖かくなると実が小さくなり収穫量が減ってしまうという課題があり、温暖化が進む中「やよいひめ」の導入を決めたということです。

石井さん:
「今回導入したことで色々な品種だったり大きいイチゴたくさん食べて、また次シーズンも来たいなって思っていただけるのが一番うれしいですね」
「やよいひめ」はあと2週間ほどで最盛期を迎えるということです。