きょうが3日目となる中国の全人代=全国人民代表大会。注目はアメリカとの向き合いです。会見した王毅外相は強気な姿勢を崩していませんが、市民や全人代の代表らは今の米中関係をどのように見ているのでしょうか。
記者
「会見が始まる1時間半ほど前ですが、すでに会場には100台以上のカメラが来ています」
多くの記者が詰めかけた王毅外相の会見。やはり質問が相次いだのはアメリカとの関係でした。
王毅外相
「もし、ひたすら圧力をかけるのであれば、中国は必ず断固対抗する」
王毅外相は「相互尊重は中米関係の重要な前提である」と述べ、“アメリカが圧力をかけ続ける限り、良好な関係を築くことはできない”という認識を示しました。
関税引き上げの応酬を繰り広げるなど、高まるアメリカとの緊張関係。市民たちはどう見ているのでしょうか。
記者
「アメリカ大使館の前なんですが、たくさんの人が並んでいます」
北京市内にあるアメリカ大使館の前にはビザをもらうため、早朝から多くの人が並んでいました。
ビザ申請に来た中国人
「(アメリカに)勉強しに行きます」
「夫と一緒に旅行に行きます」
おととしにアメリカを訪れた中国人はおよそ108万人にのぼり、年々増加の一途をたどっています。
トランプ政権になり、中国への圧力が強まる中、なぜわざわざアメリカに行くのでしょうか?
ビザ申請に来た中国人
「(アメリカとは)国の立場が違うので、誰が大統領でも強硬姿勢なんだと思います」
「ただ旅行したいだけで、国際情勢はよく分かりません」
と、現実的な意見が聞かれました。全人代の代表たちにも聞いてみると。
浙江省代表
「トランプ大統領は『アメリカ第一』を掲げていますが、グローバル化は避けられない流れだと思います」
湖南省代表
「中国は強い国ですから、他国のリーダーが誰になろうとも、何をしようとも、大きな影響はありません」
中には、こんな強硬な意見も。
遼寧省代表
「中国がアメリカに対し力強く、理性的に、冷静に対応し続ければ、間違いなく中米貿易戦争で主導権を握ることができます」
全国政治協商会議 香港代表
「(トランプ大統領は)気まぐれで卑怯な人です。私たちは同じ手法を使って強い対応をとり、関税を課すべきだと思います」
「アメリカ第一主義」を掲げるトランプ氏に対し、きょうの会見で「大国の責任を果たすべきだ」と批判した王毅外相。“国際秩序が危険にさらされている”との認識も示しました。
一方で、「アメリカが協力を選択するならウィンウィンの関係が実現できる」とも述べ、対話を模索する姿勢も示しています。
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