先日、科学地理オリンピック日本選手権の金メダリストが発表されました。

灘高校やラサール高校など名立たる学校の15人が名を連ねている中、実は熊本県立八代高校の生徒も金メダルに輝いています。

いったいどんな大会なのか、そして八代のスーパー高校生に迫ります。

「日本で15人」科学地理金メダリスト

全国の強者たちと並んで金メダリストとなったのが、八代高校の葭原輝樹(よしはら こうき)さんです。

クラスメート「先生が葭原くんに聞いたら何でも答えてくれるから、チャットGPTになぞらえて、葭原GPTというあだ名ができた」「国を背負っているというか日本の宝。それぐらい言っても過言じゃない」

葭原輝樹さん「何て言えば…とりあえず嬉しいです」

約1400人の中高生の中から葭原さんが15人の金メダリストに選ばれたのが、科学地理オリンピック日本選手権。

国際大会にも繋がる大会で、地図や統計などの資料から地域の特徴をつかむなどの「思考力」が問われます。

地形や気候、農業、宗教など出題の分野は多岐にわたる上、英語での解答を求めるものもあります。

せっかくなので、過去問にチャレンジしてみることに。