アユ料理のシーズンが始まりました。富山県砺波市の専門店「鮎や」で今シーズンの提供がはじまったのが「生粋の庄川鮎」です。

「生粋の庄川鮎」は「鮎や」を経営する砺波市の山田商事が、庄川の天然のアユから卵をとり、孵化した稚魚を庄川の伏流水で育てたものです。

富山県水産研究所と協力し、2020年に養殖に成功しました。

育った環境によって味が変わるとされるアユですが「生粋の庄川鮎」は身が締まっていて香りがいいことや、骨がやわらかく食べやすいのが特徴です。

この日は塩焼きなどのアユ料理が提供され訪れた人たちが、庄川のアユの味を堪能していました。

男の子「うまっ」

男の子「骨が全然固くなくて、すごいおいしいです。やっぱりやわらかいです」

女性「めっちゃおいしいです。骨もやわらかくて、すごい美味しいです。毎年この日を楽しみにしてきています」

アユは寿命がわずか1年ですが、春・夏・秋と味が変化するとされ、まだ小ぶりなこの時期は「若鮎」と呼ばれています。

鮎や 山田匡輔店長
「春のアユはやわらかくてあっさりしていて食べやすいので、その感覚を鮎の解禁前のシーズンから楽しめるので、そこを味わってほしいと思っております」「やっぱり塩焼きですね。頭からがぶっと食べていただけると鮎のおいしさが一番分かるので、塩焼きが一番オススメですね」

このほか、てんぷらも鮎のうまみが凝縮されていておすすめだということです。

「生粋の庄川鮎」のシーズンは11月末まで続きます。