アメリカ・トランプ政権がメキシコとカナダに課した25%の関税について、自動車以外の幅広い品目についても適用を1か月猶予する見通しであることが明らかになりました。

アメリカのラトニック商務長官は6日、経済専門チャンネルCNBCの番組に出演し、トランプ大統領がメキシコとカナダに課した25%の関税について、適用を1か月猶予する品目の拡大を検討していることを明らかにしました。

ラトニック長官は「USMCA=『アメリカ・メキシコ・カナダ協定』を通じて入って来る物やサービスはすべて含まれるだろう」と話し、「6日にトランプ大統領が決断する」としています。

トランプ政権は5日、自動車については1か月間、課税の対象外とすることを決定していました。