EU=ヨーロッパ連合は、ベルギーのブリュッセルで特別首脳会合を開いていています。ウクライナ支援やヨーロッパの防衛力強化などについて議論される見通しで、ゼレンスキー大統領も出席しています。

EU特別首脳会合は、日本時間の6日午後9時ごろから始まりました。

EU加盟国の首脳のほか、ウクライナのゼレンスキー大統領も出席していて、アメリカが支援を一時停止する中、EUがどう支援していくのかなどが議論される見通しです。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「私たちが孤独ではないことは素晴らしい。私たちはそれを感じている。本当にありがとうございます」

会合では、EUのフォンデアライエン委員長が、ヨーロッパの防衛力を強化する127兆円規模の「ヨーロッパ再軍備計画」について提案するほか、停戦後の「平和維持部隊」の派遣についても話し合われる見通しです。

また、フランスのマクロン大統領が表明した核兵器の抑止力、いわゆる「核の傘」をヨーロッパの同盟国に拡大することについても議論されるのか注目されます。