長野県や県内の一部の市町村が導入を目指している宿泊税について、松本市が2026年6月の導入を目指すことを明らかにしました。

松本市の臥雲市長は6日の定例会見で、市独自の宿泊税を、県と同じ1人1泊6000円以上の宿泊を対象に150円とする方針を示しました。
同じく課税を検討している県と歩調を合わせて、2026年6月の導入を目指していて、税収は観光の振興に充てる考えです。

県は独自に宿泊税を導入する自治体に対しては、税額を半分にする代わりに、県から交付金を支給しないとしていて、県の宿泊税との合計金額は、6000円以上の宿泊で1人1泊300円となる見込みです。
松本市は観光事業者の意見を聞いたうえで9月の市議会に条例案を提出します。