日本近海の去年1年間の平均海面水温が、統計を取り始めてから最も高くなったことがわかりました。
気象庁によりますと、2024年の日本近海の年平均海面水温は、平年と比較してプラス1.44℃となり、記録的に高かった2023年のプラス1.10℃を大きく上回り、統計を開始した1908年以降で最も高くなりました。
その理由について、気象庁は、▼日本付近が暖かい空気に覆われやすかったこと、▼おととしの春ごろから、黒潮の房総半島から東側の流れが三陸沖まで北上していることなどを挙げています。
長期的にみると、日本近海の年平均海面水温は100年あたりプラス1.33℃の割合で上昇していて、気象庁は、二酸化炭素など温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響と考えられるとしています。
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