5日午後、富山県南砺市の農道で農業用水用のパイプを地中に埋める作業を行っていたベトナム国籍の技能実習生が崩れてきた土砂に埋もれ死亡しました。
事故があったのは富山県南砺市祖谷の農道です。
南砺警察署によりますと、5日午後3時40分ごろ、地面に掘った溝の中で農業用水用のパイプを地中に埋める作業をしていたところ、崩れてきた土砂に埋もれたということです。
この事故でベトナム国籍の技能実習生、グエン・フー・タオさん(37)が救急搬送されましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、掘った溝は幅が約1.7メートル、長さは約15メートル、深さは約2メートルということです。
事故当時、穴の中で作業をしていたのはグエンさん1人で、溝の側面の土が崩れグエンさんは全身が埋まった状態だったということです。
警察は事故の原因を調べています。
