岐阜県岐南町の業者が調理した弁当を食べた71人が、食中毒の症状を訴えていた問題で、県は同じ業者の弁当を食べて食中毒の症状を訴える人が261人いることを明らかにしました。

この問題は、岐南町の弁当業者「バイパス給食センター」が先月26日に調理した弁当を食べた71人が食中毒の症状を訴えていたものです。
その後の保健所の調査で、バイパス給食センターが調理した弁当は先月24日から28日までに1万5662食販売されていて、弁当を食べた261人が下痢や嘔吐など食中毒とみられる症状を訴えたということです。

そのうち7人が入院していましたが全員退院し、快方に向かっているということです。
また岐阜県警によりますと、岐阜中署や各務原署など4つの警察署に勾留されている16人がバイパス給食センターが調理した弁当を食べて食中毒とみられる症状を訴えています。

県と県警は勾留中の16人が症状を訴える261人に含まれるかは明らかにしていません。