国会では、新年度予算案の審議が5日から舞台を参議院に移して行われます。政府・与党は年度内の予算成立を目指す考えです。

一般会計の歳出総額がおよそ115兆2000億円となる新年度予算案は4日、衆議院本会議で可決されました。

自民・公明の与党は、参議院では過半数を占めているため、予算の成立は確実な見通しですが、政府・与党は年度内の成立を目指す考えです。

石破総理は4日の衆議院本会議後の会見で、「国民に納得していただける内容となるよう、参議院において、さらに、政府としても謙虚に真摯に取り組んでいきたい」と意気込みを語っています。

5日に行われる参議院予算委員会では、石破総理のほか全閣僚が出席し、「政治とカネ」などをめぐり、質疑が行われます。