長野県の佐久市と小諸市が、一部の市営住宅の家賃を余分に徴収していたことが分かりました。

いずれも高齢の扶養親族がいる場合に適用される控除を行っていなかったことによるもので、市は返還の手続きを進める方針です、

佐久市役所


ミスが判明したのはいずれも2014年4月から先月までの市営住宅の家賃で、佐久市では8世帯に対しあわせて53万6700円を、小諸市では6世帯に対し14万8900円を余分に徴収していました。

小諸市役所


70歳以上の扶養親族がいる場合には家賃の一部が控除されますが、2つの市では、契約者以外の同居者が扶養する親族について控除を適用していませんでした。

いずれも職員が説明とお詫びをし、返還の手続きを進めることにしています。