調理を学ぶ愛媛県松山市内の高校性が、地元の人気ラーメン店の職人に極意を学びました。

4日は、松山学院高校調理科の1年生27人が、市内の人気店「のっぴんラー麺」の篠原勲さんと「ラーメン食堂縁」の市川伸行さんから、ラーメンの極意を学びました。

まずはスープ。鶏ガラと豚骨を煮だしたものと、そこにコンブや魚介の出汁などを加えたものとを飲み比べ、味の奥深さを体感しました。

生徒(スープ試飲)
「出汁とか塩とか使うことで、うま味とうま味が合わさって、それぞれのうまさが際立って美味しかった」

続いてはチャーシュー作り。豚バラ肉が崩れないよう糸を巻いて鍋に投入し、煮込むことおよそ1時間。タレの味がしみ込んだチャーシューを、カットしていきました。

いよいよ麺を茹でます。

篠原勲さん
「必ず湧いているお湯に入れてください。沸いてなかったらどうなるのかというと、麺は茹でられずに、そこから伸びよんですよ」

こだわりのスープに茹で上がったメンをイン、そこにチャーシューなどをトッピングして完成。そのお味は?

男子生徒
「スープ美味しいです」
――出来は何点?
「100点です」

女子生徒
「ラーメンって簡単そうに見えて、いっぱいいろんなことが積み重なってできている料理なんだと思って、すごいとおもった」

生徒たちは、プロの技が詰まった一杯に料理の奥深さを学んだ様子でした。