大規模な災害時などに、速やかに被災者の支援ができるよう、国は支援物資の備蓄拠点を熊本県益城町に整備することを決めました。
記者「九州で災害が起きたとき、東京からの支援を待たずに、この場所から一部支援物資が提供されるということです」

きょう(4日)報道機関に公開されたのは、国が災害用物資の備蓄拠点として整備する益城町の倉庫です。
場所は、県消防学校の敷地内で別の用途で作られた倉庫の一部を使い、避難所などで使用される段ボールベッドやパーティションのほか、入浴や料理に必要な備蓄物資が保管される予定です。

今までは東京にしかなかった備蓄物資拠点が今回熊本や北海道、高知の3か所に整備されることで、災害時のいわゆる「プッシュ型支援」と呼ばれるより迅速な対応につながると期待が寄せられます。

県危機管理防災課 有田知樹さん「県民だけでなく、九州の皆さんの生命と安全を守るために取り組む」














