岐阜県を走る第三セクター長良川鉄道で、一部区間の廃線が検討されていることが分かりました。

(関市 山下清司市長)
「通学生たちが困らないよう必要な部分を残すため、一部地域の廃線も視野に入れて構築する」

長良川鉄道の社長を務める関市の山下清司市長は、きのうの市議会で一部区間の廃線を検討していることを明らかにしました。

長良川鉄道は美濃加茂市の美濃太田から郡上市の北濃までの約72キロを結んでいます。

長良川鉄道によりますと利用客の減少により今年度は4億5700万円の赤字の見込みで、そのうち1億6800万円を関市や郡上市など5つの沿線市町が補填する予定です。