熊本県は、宇城市にある三つの井戸で、新たに目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。
新たに目標値を超えるPFOSとPFOAが検出されたのは、宇城市松橋町の三つの井戸です。このうち最も濃度が高い井戸では、目標値(50ng/L)の約4倍の値(220ng/L)を検出しました。

県では今年1月、宇土市の松山最終処分場の井戸水から目標値の約4倍のPFOSとPFOAを検出したことを受け、これまで範囲を広げながら3回の追加調査を実施。今回検出した三つの井戸は、いずれも2回目の追加調査の近くでした。
県は引き続き、近くの約15の事業所からPFOSとPFOAの使用歴を聞き取るなどして原因究明を進めます。














