春本番を思わせる週末の影響が3日になって現れました。雪解けが進んだ影響でダムに流れ込む水が増えたため、鳥取県日南町のダムは急遽、放流する水の量を増やす事態になりました。
キャスター 松原佑基
「菅沢ダムに来ています。先ほど11時45分ごろ、こちらのダムから放水が始まったということです。」
鳥取県日南町では3日、菅沢ダムで水位が高まったため放流が行われました。
菅沢ダム管理支所によると、放流の理由は雪解け水と2日からの雨で、一時、基準となる水位の97パーセントまで迫ったということです。
鳥取県西部では国立公園・大山で先週には200センチを超えた積雪が、2日は160センチまで減りました。
菅沢ダムでは毎秒10トンを放流していますが、この影響で流入が25トンを超え、毎秒15トンずつ増える状況になっていたということです。