開館から20年以上が経過し老朽化が進む金沢21世紀美術館は、施設の修繕工事のため再来年度から長期休館することになりました。
金沢市広坂にある金沢21世紀美術館は2004年の開館から20年以上が経ち、空調や電気設備などの更新が必要となっているほか、能登半島地震では、一部の展示室で天井のガラス板がはがれ落ちるなどの被害がありました。

こうした中、市は、施設の大規模な修繕工事が必要として、再来年の2027年5月から2028年3月までをめどに、全面的に休館することを決めました。

金沢市・村山卓市長「観光客の方も21世紀美術館を楽しみに金沢に来られる方もいらっしゃると思うが、工期を短くすることでなるべく影響が少ないように」
3日開会した金沢市議会の本会議では、一般会計の総額では過去最大規模となる、2049億円の新年度当初予算案が審議されます。