上田市の山林火災は発生4日目の3日午前に完全に消し止められました。
SBCは取材中に住宅地に近い山のふもとでも燃え上がる火を発見。
その消火活動の一部始終もとらえました。

2月28日に発生した山林火災。
現場は、JR上田駅からおよそ15キロ離れた武石(たけし)地区です。
当時、乾燥注意報が出されていて、火は一気に燃え広がりました。

男性が枯れ草を焼いていた火が原因とみられ、
消し止めようとして大やけどをしました。

近所の人は:
「自分が1人でやっていたけど、だめだと下ってきたら、病院に運ばれている本人が消火器を持ってあがってきた。『だめだから』といったが、責任を感じてあがって行ってしまった」

丸山記者:「全体的に煙が見える箇所は少なくなってきていますが、山頂付近では、まだ濃い白煙が確認できます」

発生から一夜あけた1日。
住宅などへの被害はないものの、山頂付近の火災はおさまりません。

自衛隊や近隣の県のヘリが消火活動にあたりますが鎮火には至らず、日没のため、1日午後5時半に夜間の警戒態勢に入りました。

しかし、その1時間後。