パラノルディックスキーの北京パラリンピック金メダリストで富山市出身の川除大輝選手が今シーズンのワールドカップで3年連続となる総合優勝に輝きました。

今シーズンのワールドカップ戦ではフィンランドやイタリアなど3つの大会に出場し、10キロクラシカルで2位、スプリントクラシカルで4位、10キロフリーで4位など数々の好成績を残し、総合チャンピオンとなりました。

川除選手は「年間総合優勝をする事ができ嬉しく思います。しかし、まだまだ実力不足な部分がたくさんあるので、来年のパラリンピックに向けて強化をしていきたいです」とコメントしています。

川除選手の今季ワールドカップの成績(個人競技のみ)は下記の通りです。
▼第1戦フィンランドのヴオッカティ大会でスプリントクラシカル4位・フリー10キロインターバルスタート6位・フリー10キロマススタート8位

▼第2戦イタリアのヴァル・ディ・フィエンメ大会・10キロクラシカル2位・スプリント1キロクラシカル4位

▼最後の大会ノルウェーのスタインシャー大会・10キロインターバルスタートフリー4位・1キロスプリントフリー4位

このほかイタリアで2月に行われた世界選手権でも10キロインターバルスタートクラシカルで優勝、20キロインターバルスタートフリーで4位、オープンリレーでも第2走を務め、6位に輝いています。

※写真はすべて日本障害者スキー連盟提供