おととい閉校式が行われ105年の歴史に幕を下ろした宇和高校三瓶分校の生徒たちが製作した津波避難マップが地元の海の駅に設置されました。

西予市三瓶町の海の駅「潮彩館」に設置された津波避難マップ。

三瓶分校の生徒たちが専門家の指導も受けながら自分たちで避難場所までの距離を測ったり危険個所を確認したりして土地勘のない観光客や体の不自由な人にも配慮した逃げ道を設定するなど、およそ5か月をかけて完成させたということです。

南海トラフ地震で三瓶湾では最大9.3メートルの津波が予測されていて、三瓶分校の生徒が製作したマップは今後の地域防災に大きな役割を果たしそうです。