2024年4月、北海道旭川市の橋から女子高校生を転落させ、死亡させた罪に問われている当時19歳の女の被告(20)の裁判が開かれ、犯行を主導したとされる内田梨瑚被告(22)が証人として出廷しました。内田被告は「同じ内容の裁判を控えているので、ここでは話したくありません」と証言を拒否しました。

起訴状などによりますと、旭川市の当時19歳の女の被告は、2024年4月、内田被告と共謀し、女子高校生(当時17)を車で連れ去り、旭川市郊外の神居古潭の橋の上から転落させて死亡させた罪などに問われています。

女子高校生(当時17)が落とされ殺害された神居大橋(2024年 北海道旭川市)

 

当時19歳の被告の裁判員裁判が開かれている旭川地裁

 当時19歳の女の被告は初公判で起訴内容を認めましたが、「大半は内田被告の指示だった」などとして情状酌量を求めていました。

3日午前10時半から旭川地裁で開かれた3回目の裁判員裁判には、検察側の証人として内田被告が出廷しました。

背筋をぴんと張り、黒のタートルネックの長袖シャツに、黒のカーディガン、黒のズボン姿でした。

証言を拒否した内田梨瑚被告(22)(3日午前 法廷内スケッチ 旭川地裁)