全国有数の生産量を誇るイグサや畳表(たたみおもて)の魅力を知ってもらおうと、熊本県八代市で「い草の里まつり」が開かれています。

畳表の原料となるイグサは、八代市千丁町が全国トップの生産量を誇っています。

そうした魅力を知ってもらおうと、地元のJAなどでつくる実行委員会が1980年から開いています。

従来は秋に開催していましたが、毎年2月のイグサの品評会に合わせて、去年(2024年)から3月に変更しました。

今回は四つの会場で、品評会で入賞した畳表やイグサを使った生活雑貨の展示のほか、染色したイグサの機織り体験などが行われています。

会場にはほかにも、高校生によるイグサを使ったお茶の提供などもあり、約1万人の訪問を予定しています。イベントは午後3時まで開催しています。