高知県南国市の小学校で地元でとれる魚“ドロメ”について学ぶ授業が行われました。児童たちはドロメの釜揚げを体験し、できたてを堪能していました。
南国市の十市(とおち)小学校では郷土愛を育もうと、10年以上前から4年生が総合学習で地元でとれる魚“ドロメ”について学んでいています。
学校の近くにある高知新港でとれるドロメは年間およそ300トン!28日は地元の漁協関係者が講師となり、ドロメをとる方法や漁で使う網について説明しました。

このあと児童たちはドロメの釜揚げを体験!用意されたのはきょう水揚げされたおよそ10キロです。

熱々のお湯にドロメを入れ、待つこと2分。浮き上がってきたら完成です。
「やばい!もう うまそう!」

茹ですぎると柔らかくなってしまうので、児童たちはザルを使ってお湯からすばやくすくっていました。最後はお楽しみの試食タイム!児童たちは茹でたてを堪能していました。

(児童)
「(これまで)あんまり食べてなかったけどおいしかった」
「2杯目。もっと食べたくなった気持ちです」
(十市漁協 細川眞 理事)
「こういう機会は二度とないと思うんですね子どもたち。覚えておいていただいて時たま食べるようにしていただきたいと思いますね」

地元でとれる“ドロメ”について多くの事を学ぶことができたようです。