カリスマロックシンガー矢沢永吉さんの姿を浮かび上がらせる美作市の「永ちゃん田んぼ」。6月に植えられた苗はすっかり稲穂にまで“成りあがり”ました。

収穫の時期を迎えましたが、矢沢さんの姿に異変が!一体何が起きたのでしょうか。

6月に地元の小学生らが苗を植えた「永ちゃん田んぼ」です。

稲が成長した8月には、稲穂の色の違いで、カリスマロックシンガー・矢沢永吉さんの勇姿がはっきりと浮かび上がりました。

(鳥取のファン)
「3時間かけてきました」

デビュー50周年を記念したデザイン。いつもは静かな地域が、期間限定で「矢沢ファンの聖地」となります。


そして黄金色へと染まった稲穂。”成りあがり”の秋です。収穫ヨロシク!と頼まれた小学生も訪れます。ところが…!田んぼには、肝心の矢沢さんの姿がありません…。

(永ちゃん田んぼの会 河副基彦さん)
「台風14号のせいで、風と雨で倒れてしまったという状況です。上から見てもらったらスターだけは残ってるんで、スーパースターとして星印だけは残っている。
頑張ってくださいという感じでしょうかね」

その姿がなくなっても、「スター」性がしっかりあるのは、さすが「世界のYAZAWA」。

児童たちは、スーパースターの勇姿を胸に刻みながら、稲を刈り取っていきました。収穫した稲は来月(11月)の給食で提供される予定です。

(大原小学校 5年生)
「楽しかったし貴重な体験ができてよかった」

「この田んぼを作った人が、矢沢永吉さんのどれだけファンなのか、伝わってきました」

(永ちゃん田んぼの会 河副基彦さん)
「4年目にして九州とか四国とかたくさんの方に来ていただきましたので、来年もできたら頑張っていきたいと思います」

今回収穫したのは一部分で、残りは10月16日に行われる予定です。一般参加も可能なので、矢沢さんのファンは参加してみてはいかがでしょうか。

※16日の稲刈りに参加したい方は、あさ10時に田んぼに集合、ヨロシク!とのことです。