山梨県富士吉田市の富士急ハイランドで、アトラクション「ええじゃないか」の点検作業をしていた男性従業員が、車輪とレールの間にはさまれ意識不明の状態で病院に運ばれましたが死亡しました。
富士急ハイランドによりますと、きょう午前11時45分ごろ、20代の男性従業員がアトラクション「ええじゃないか」の点検をしていたところ、車輪が乗り上げ、レールとの間にはさまれました。

男性はドクターヘリで甲府市内の病院に運ばれましたが死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは山梨県富士河口湖町の嘉村伊織さん29歳です。
嘉村さんが車両とレールの間に挟まれているのを同僚が発見しました。
富士急ハイランドによりますと、事故当時、数人で作業していて、嘉村さんは停まっている車両の下にもぐりこみ車両などの点検をしていました。

富士急ハイランドから通報を受け、警察が事故の状況を調べています。
なお、ええじゃないかはきょう点検作業のため営業していませんでした。