卒業シーズン到来です。岡山市中区の山陽学園高校では、あす(3月1日)開かれる卒業式を前に100年以上続く伝統行事「きざはしの式」が行われました。

今年で120回目の節目を迎えた「きざはしの式」です。「きざはし」は階段を意味する言葉で、卒業する3年生から下級生が、責任と義務を引き継ぐ代替わりを目的にした伝統行事です。卒業生が階段を降りたと、在校生は階段を上り、先輩からの想いを受け継ぐ決意を新たにしていました。

(在校生)
「先輩方の想いを受け取って、改めて山陽学園の伝統の重みを感じました」

(卒業生)
「後輩たちにはこれからも諦めずに、色々と挑戦して欲しいなという気持ちで降りました」

学園での学びを胸に3年生は、あす1日卒業します。