セブン&アイの創業家が摸索していた自社の買収計画=MBO。一転して、これを「断念」することがわかりました。何が起きたのでしょうか?
けさ、セブン&アイが発表した一枚の紙。そこに書かれていたのは…。
「必要となる資金調達の目途が立たなくなったとの連絡を受領した」
創業家が軸となって検討していた買収提案が頓挫したことを明かしたのです。巨大流通グループにいま、何が起きているのでしょうか?
カナダのコンビニ大手から7兆円規模の買収提案を受けているセブン&アイ。買収防衛策として、創業家を軸に経営陣がセブン株を買って非上場化するMBOを目指していました。
創業家はこの策に必要なおよそ9兆円規模の資金を集めるために奔走し、アメリカの投資ファンド、タイの大手財閥、そして伊藤忠商事が出資を検討。
伊藤忠商事 鉢村剛 副社長(今月6日)
「検討しているのは事実です。ステークホルダーの皆さんが確認し、了解、納得がいける対応でなければ(投資)いたしません」
ところが、頼みの綱とみられていた伊藤忠がけさ、「検討終了」を発表。昨夜、タイの大手財閥も出資しない意向を表明していて、創業家は買収計画の断念に追い込まれたのです。
これをうけて、セブン&アイの株価は一時、12%以上急落。
セブン&アイHD
「カナダ企業からの提案を含めて、全ての戦略的選択肢を精査・検討してまいります」
こう強調したセブン&アイですが、独立路線の継続にむけて厳しい局面に立たされています。
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