終戦から80年。
戦争の悲惨な記憶を後世に伝えようと当時の体験を語り始めた女性と、その思いを受け取った若者の活動を追いました。
空襲を体験した91歳の女性

岸本満寿恵さん(91)
「今まで口にしたことはありません。80年間、遠い昔のことですね」
北九州市門司区に住む岸本満寿恵さん(91)
岸本さんは1945年6月29日未明、11歳の時に当時の門司市で空襲を体験しました。

約90機のアメリカ軍戦闘機B-29が、現在のJR門司港駅周辺に625トンもの焼夷弾を落としました。