岩手県宮古市の小学校で、プロの声優を招いての特別授業が行われました。子どもたちがナレーション収録に挑戦です。

宮古市立鍬ケ崎小学校6年生の教室を訪れたのは、宮古市の魅力を発信する公式キャラクターマギの声を担当している声優の倉知玲鳳さんです。

この特別授業は、小学校と岩手大学、地域活性化に取り組む三陸宮古の明日を映す実行委員会が共同で企画しました。
児童たちは、宮古の特産品のPR動画を作成していて、そこに使用するナレーションを収録します。
倉知さんからはポイントとして「母音をはっきりと発音する」「語尾の上げ下げで雰囲気を変えるようにする」などアドバイスが送られました。

(指導を受けた小学生は)
「声を出すとか、発音とか、難しいなと感じた。アドバイスしてもらったように言うようにしました」
(声優 倉知玲鳳さん)
「職業体験みたいな側面をもあったと思うので、ぜひ声に携わるような仕事に就く方が、このクラスから出てくれたらうれしい」

子どもたちが作成したPR動画は市内の施設のモニターで上映される予定です。