石垣市で24日、闘牛の訓練中に推定体重680キロのオスの牛が男子高校生の胸付近を突き、出血するけがをさせたことが分かった。

警察によると事故があったのは石垣市内の闘牛場で、24日午前、訓練中だった3歳の牛の角が男子高校生の胸付近に当たり、出血した。

けがの程度は詳しくは明らかになっていないが、男子高校生は市内の病院に救急搬送され、命に別状はない。現場にはこの牛1頭とけがをした男子高校生のほか、小学生の児童もいた。

男子高校生はこの牛の飼い主家族ではないが、普段から世話をしていたという。この牛の推定体重680キロは、闘牛の世界では“軽量級”。重量級になると体重は1トンにもなる。