ドジャース大谷翔平(30)は日本時間23日、オープン戦には出場せず、3度目のブルペンに入り、25球を投げ込んだ。
週末で約300人のファンが注目した大谷の今キャンプ3度目のブルペン、W.スミス(29)を相手にスタート。スミスを座らせてノーワインドアップでストレートを3球、続けてツーシームを2球投げて確認した。
するとスミスにカットボールを投げる仕草を見せると4球続けて投げ込み、感覚をチェックしていた。その後にツーシームを2球投げて、スミスにどちらのボールが良かったか確認する場面も見られた。
最後は声を出してストレートを投げ込み、今キャンプ最多の25球、徐々に球数を増やしていった。D.ロバーツ監督(52)は「翔平は良かったと思うよ。球速は95マイル(約153キロ)まで上がった。翔平にとっては本当にポジティブな1日となった。翔平は気分良く終われたと思うよ」と順調な調整に目を細めた。
カットボールを解禁したことには「大きなステップだと思う。ストレート、ツーシーム、カットボールともに良い内容であった」と称賛していた。