将棋の藤井聡太七冠が3度目の防衛を目指す八大タイトルの一つ、「棋王戦」の第2局が金沢市で行われています。
棋王戦の第1局では藤井七冠が挑戦者の増田康宏八段に勝利し、先に3勝したほうがタイトル獲得となります。迎えた22日の第2局は、午前9時から金沢市の北國新聞会館で増田八段の先手で始まりました。
今回の棋王戦では藤井七冠が3連覇を果たせるかどうかに注目が集まっています。

21日に行われた検分で披露された将棋盤と駒は、能登半島地震で妻を亡くした珠洲市の塩井一仁さんが去年に続き提供したものだということです。また昨夜開かれた前夜祭では、藤井七冠が被災地への思いを語りました。

藤井聡太七冠
「1日も早い復興を願っております。またそういった中でも、昨年と今年も棋王戦金沢対局を開催していただいて、それだけ石川県の多くの方にこの対局を期待してもらっていると感じているのでそれに応えられるように頑張っていきたい」