年々増加するレスキュー商法に歯止めをかけようと、富山県弁護士会所属の弁護士たちが20日、「レスキュー商法トラブル対策富山弁護団」を結成しました。

レスキュー商法とは水漏れや害虫の駆除など生活の困ったことに付け込み、インターネット広告などで低価格での対応が可能としておきながら多額の費用を請求する手口です。

富山県消費生活センターにはこのようなトラブルの相談が年々増加していて、2024年度は1月までに37件と過去10年で最も多くなっています。

こうした現状を受け弁護団は今後無料相談会を開くなどし、被害者の救済や被害撲滅に向け活動していくということです。初回の無料相談会は3月6日、富山県弁護士会館で開催されます。

弁護団は「不自然に安いものや高額な請求をしてくる場合は急いで契約をしない」ことや困った場合は、弁護団に相談するよう呼びかけています。

「レスキュー商法トラブル対策富山弁護団」
問い合わせは
電話 0765-33-4544(富山中央法律事務所)