まもなく卒業シーズンですが、今年度で閉校になる学校もあります。その一つ、岡山県吉備中央町の津賀小学校では、子どもたちの思い出がつまった学び舎を映像にして残そうという事業を進めています。作るのは、まるでその場にいるような体験ができる動画です。
(岡南計測岡山営業所 木下弘太さん)
「一か所から360度、全方向撮れるようなカメラなので。(学校の)景色や子どもたちの普段の自然な学校生活が動画で残せたらなと」
全方向の景色を同時に記録できるという特殊なカメラを使って行われたのは、校舎の撮影です。

吉備中央町立津賀小学校。全校児童24人という小さな学校で、今年の3月をもって閉校することが決まっています。
(津賀小学校 宇江賢校長)
「やはり寂しいものはあるのですが、子どもたちもスタートラインに立つということで、閉校を機に『もう一度、よしがんばろう』という気持ちになれるような」
