19日、映画『ウィキッド ふたりの魔女』ジャパンプレミアイベントが行われ、シンシア・エリヴォさん、アリアナ・グランデさん、高畑充希さん、清水美依紗さんらがレッドカーペットに登場。さらに舞台挨拶を行いました。

不朽のミュージカルとして愛され続けている「ウィキッド」が遂に映画化。本作は、後の“悪い魔女(シンシア)”と、“善い魔女(アリアナ)”の誕生秘話を伝える、ふたりの眩しくて切ない物語。

最初に、来日ゲストのシンシアさんとアリアナさんが登場すると、客席からは大歓声が起こりました。

シンシアさんは、“「ウィキッド」を携えて、再び日本の地を踏めたこと。大変誇らしく思っておりますし、日本の国・日本の方々が大好きで、この作品を愛する皆様と一緒に分かち合えることを嬉しく思っています”と、挨拶。

アリアナさんは、“日本は世界で最も大好きな国。長い間、来ることができなくてとても悲しかったけれど、今回映画を携えて、やっと来られて本当に嬉しい”と満面の笑みで「日本への愛」を語りました。

「日本に滞在中にしたいこと」を司会者から問われたアリアナさんは、“実は今日、最も楽しみにしていたことのうち、2つはやってきた。1つは、両親と一緒にショッピングに行きました。父は日本が初めてなので一緒にショッピングできて、すごく嬉しかった。もう1つは、日本のファンの皆さんに会うことができてとても嬉しかった。ショッピングは、1番最初にしました”と、にっこり。

そして、シンシアさん演じる悪い魔女「エルファバ役」の日本語吹替を務めた高畑さん。アリアナさん演じる善い魔女「グリンダ役」の吹替を務めた清水さんらが着物姿で登場。シンシアさんとアリアナさんに花束を贈呈し、熱いハグを交わしました。

高畑さんは、“私は「ウィキッド」も大ファンだし、シンシアの大ファンで、4年前にコンサートを見に行っていたくらいだったので、今日この場所に立てていることにすごく感動しています”と、やや緊張した笑みで挨拶。

清水さんは、“私も初めてブロードウェイを観た日から「ウィキッド」の大ファン。映画になるのを知ってビッグニュースだった。そこに私の大ファンのアリアナが「グリンダ」を演じること...”と語り始めると、隣に立っていたアリアナさんが清水さんの腕を組み、清水さんは“オーマイガー....”と、目には大粒の涙。

“毎回、新しい姿を見せてくれるアリアナにすごく勇気をもらっていましたし、この作品でたくさんの勇気をもらえる方も絶対にいます。作品の魅力をたくさんの人に届けたい”と語ると、アリアナさんは清水さんとハグをしました。

高畑さんは憧れのシンシアさんに、“「舞台」と「映像」で、パフォーマンスの観点から、分けて演じている部分はありますか?”と質問。

シンシアさんは、“少しだけ調整はしています。ただ、どちらの場合も「真実」から全て作業をするようにしています。舞台の場合は、真実を皆さんに向けて発信することもありますし、映画の場合は、必要なだけカメラが自分に寄ってくるからそこまで大きく発信をする必要がない時もあるけれど、何よりも大事なのは、真実。真に迫っているかというところ、リアルであるところ。あとは、エネルギーを調整しますね”と、答えました。

最後に、アリアナさんがキャストを代表して、“あとどれくらいで日本に来られるかなって、ずっとずっと楽しみにしていました。私の心は感謝でいっぱい。お祝いをしたい気持ち”と語り、“Thank you大好き”と、日本語を交え愛を伝えました。

【担当:芸能情報ステーション】